【第2回】読者の関心度で使い分けたい「演繹」と「帰納」

ファンには内容が先。一見さんにはコンセプトが先。

原因と結果、あるいは手段と目的を展開する際、「帰納」と「演繹」という2種類のロジックがあります。
「帰納」は原因や手段を先出しする進め方で、
   
1.合成着色料を一切使用していません(・・・原因)
2.ノンオイル製法なのでヘルシー(・・・原因)
3.一つ一つ手作りしている優しい味(・・・原因)
だから当社の製品は、お年寄りにも好評なのです(・・・結果)
   
といった構成になります。
商品にファンがいて、改めて「どうしておいしいんだろう」という理由を探している場合、このロジックがなじむでしょう。
求めているものを先出ししているのですから。
   
一方、どのような製品なのかを知らない顧客に対しては、全体像を出してから細かな説明に入ったほうが、しっくりきます。
新規のマーケットを開拓する場合など、周知や認知が進んでいない段階では、「演繹」が有効です。
   
当社の製品は、お年寄りにも大好評!そのヒミツは?
1.合成着色料を一切使用していません
2.ノンオイル製法なのでヘルシー
3.一つ一つ手作りしている優しい味
   
もう少し具体的な例を考えてみましょう。
サイトに盛り込みたい要素として「商品紹介」「コンセプト」「通販の扱い」の三つがあるとします。
新規の店舗と老舗の店舗では、それぞれ、どのような順番がふさわしいでしょうか?
   
老舗のおせんべい
   
◆ケース1「すでに固定客のいる老舗」
〜通販事業で売上を拡大できるかもしれない〜
   
皆さまに親しまれてきた当社の「おかき」が、インターネットでもお求めいただけるようになりました。
・おかきA ・おかきB ・おかきC
「おかき」へのこだわり・・・国産米使用、職人が手作り、以下ウンヌン。
   
◆ケース2「新規に開店したセレクトショップ」
〜何にごわった店なのかを差別化しないと、読者がついてこない〜
   
「オーガニックコットン」へのこだわり・・・アレルギーが少ない、自然な着心地、以下ウンヌン。
・肌着A ・ジャケットB ・シャツC
なお、当店では、オンラインショップのご利用が可能です。
   
このように、コンテンツの配置順には、ある種の法則があります。
ムダな要素が読者の直帰を誘い、レスポンスを下げていないでしょうか。
これらを効果的に配置できるのが、ライターという専門職です。
御社のホームページに、メリハリを付けてみませんか?

   
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