契約書をリーガルチェックするのと同様、コンテンツにもリテラリーチェックを

本人ではなかなか気付きにくい誤字や脱字。
また、「申し込み」なのか「申込み」なのか、迷ったことはありませんか?
「、」の位置によっては、サービスそのものの受け取られ方が変わってきます。
   
小職なら、内容により文字あたり1円から、テキストの校正を承ります。
   
以下に力点の一例を示しますので、参考としてください。

良くある間違い

誤字のある看板「現在置」

◆「、」の位置について

一部のサイトには「息を継く場所に読点を打つ」と書かれていますが、大きな誤解です。
話しコトバと書きコトバは、全く別次元のもの。
多くの人が目にするコンテンツでは、形容詞や動詞の範囲を制限するために「、」を打ちます。
例文を出してみましょう。
   
赤ちゃんもペットもNGにしたい場合
【話しコトバの読点】守っていただきたいのは、赤ちゃんに食べ物を口移しすることと、ペットフードとしての使用を控えることです。
・・・赤ちゃんは「口移し推奨で○」、ペットは「×」
【書きコトバの読点】守っていただきたいのは、赤ちゃんに食べ物を口移しすることとペットフードとしての使用を、控えることです。
・・・赤ちゃんも「×」、ペットも「×」
   

◆助詞のかぶりについて

最も多く見かけるのは、逆接にも使われる「が」でしょう。
【がが5個】皮が傷ついている豆がありますが、風味が変わらないことがわかっています。
【がの使用をあえて0に】皮に傷のついた豆を含むものの、風味は決して損ないません。
・・・下段の修正例では、ほかのテニヲハもかぶっていません。
   

◆動詞の多用・重複について

一つの文で用いる動詞の数は、可能な限り抑えたいものです。
【るが4個】道で遭遇する可能性のある動物を撮影する場合に注意すること。
【るの使用をあえて0に】撮影時の注意点〜散策中に動物を見かけた場合〜
・・・下段の修正例では、「見かけた」以外の動詞を含みません。
   
ここに挙げた校正例は、あくまで一例です。
お声がけいただければ、アレルギーを感じず最後まですらすらと読めるテキストに、修正いたします。

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